リウマチャーのお薬2
主な薬を紹介します。 手元の薬が何なのかがわかる程度の紹介です。
このページ内を検索したい場合は、ブラウザの検索機能(Ctrl+F)または(command+F)を使ってください。 より詳しいことはリウマチを知る上で役に立つサイトの「薬を知る」にあるリンクを利用して調べてください。
製品名は薬のパッケージなどにかかれている名前、一般名は中身です。 つまり、製品名が違っても中身が同じ薬があるということです。 後発品がある場合は先発品を太字にしてあります。
全部の薬を紹介しきれているわけではありません。 もし、追加したい薬があれば掲示板に書き込んでいただくか、リウマチシティ宛てにメールをください、一般的に頻度が高いと考えられれば追加します。
同じ製品名でも、分量・剤型などの細かい種別がある場合もありますが、省略しています。
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は、将来使えるようになる見通しの新しい薬です。 |
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は、日本では他の目的には承認されていますが、リウマチの治療用にはまだ正式に認可されていない薬です。 実際にはすでに使用されています。 |
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は、販売終了した薬です。 流通在庫があれば使用されているまだ場合があります。 |
■抗リウマチ薬(DMARDs) →説明へ戻る
関節リウマチの進行を止める、進行を遅らせる目的の薬です。 効き始めるまでに期間がかかります。
生物学的製剤にはマーク、JAK阻害薬にはマークをつけてあります。
飲み薬
一般名(成分) | 略語 | 製品名 | 分類 | 備考 |
メトトレキサート | MTX | リウマトレックス メソトレキセート メトレート メトトレキサート |
免疫抑制剤 | 『メトトレキサートを使用する患者さんへ 第4版』 by 日本リウマチ学会 |
ブシラミン | BUC | リマチル ブシラミン |
免疫調整剤 | D-ペニシラミンの改良版 後発品のブシレート・ブリマーニ・マイミチン・ラルビル・レマルク等は製品名がブシラミン「会社名」に変更された |
D-ペニシラミン | メタルカプターゼ | 免疫調整剤 | ||
チオプロニン | チオラ | 免疫調整剤 | ||
オーラノフィン | オーラノフィン「サワイ」 |
免疫調整剤 | 金製剤 先発品のリドーラ、後発品のグレリース・リザストは販売終了 |
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サラゾスルファピリジン (スルファサラジン) |
SASP SSZ |
アザルフィジン サラゾピリン サラゾスルファピリジン |
免疫調整剤 | サルファ剤とサリチル酸の合剤 後発品のアザルスルファン・サフィルジンEN・ソアレジン等は製品名がサラゾスルファピリジン「会社名」に変更された |
アクタリット | モーバー オークル アクタリット |
免疫調整剤 | ||
ロベンザリット | カルフェニール | 免疫調整剤 | ||
ミゾリビン | MZB | ブレディニン ミゾリビン |
免疫抑制剤 | |
レフルノミド | LEF | アラバ | 免疫抑制剤 | 2004年9月発売 |
タクロリムス水和物 | TAC | プログラフ グラセプター タクロリムス |
免疫抑制剤 | 開発コード:FK506、2005年3月リウマチへの適用を了承 |
アザチオプリン | AZA | アザチオプリン アザニン イムラン |
免疫抑制剤 | 2011年5月20日難治性リウマチ性疾患の効能・効果の追加に係る承認事項一部変更承認を取得 |
イグラチモド | IL | コルベット
ケアラム イグラチモド「サワイ」 イグラチモド「あゆみ」 |
免疫調整剤 | 開発コード:T-614、2012年9月12日発売
後発品の「サワイ」は2021年8月6日承認、12月薬価収載、2022年2月1日発売 後発品のイグラチモド「あゆみ」は2022年8月15日承認、12月9日薬価収載・発売 |
トファシチニブ | TOF | ゼルヤンツ | 選択的JAK3阻害剤 | 開発コード:CP-690, 550、2013年7月30日発売 |
シクロホスファミド | エンドキサン | 免疫抑制剤 | 2011年に公知申請され、2013年に承認 | |
バリシチニブ | BAR | オルミエント | JAK1/JAK2阻害薬 | 開発コード:LY3009104(INCB28050)、2017年9月1日発売 |
ペフィシチニブ | PEF | スマイラフ | JAK3阻害薬 | 開発コード:ASP015K、2018年5月31日に国内申請、2019年3月26日に承認、5月22日に薬価収載、7月10日に発売 |
ウパダシチニブ | UPA | リンヴォック | 選択的JAK1阻害薬 | 開発コード:ABT-494、2019年2月26日に国内申請、2020年1月23日に承認、4月22日に薬価収載、24日に発売 |
フィルゴチニブ | FLG | ジセレカ | 選択的JAK1阻害薬 | 開発コード:GLPG0634・GS-6034、2019年10月8日に国内申請、2020年9月25日に承認、11月18日に薬価収載・発売 |
シクロスポリン | CsA | ネオーラル シクロスポリン |
免疫抑制剤(NFAT抑制型) | 健康保険適応外、サンディミュンカプセルは2018年6月終売 |
ヒドロキシクロロキン硫酸塩 | HCQ | プラケニル | 免疫調整剤 | 2015年9月に皮膚エリテマトーデスと全身性エリテマトーデスについて発売済み、抗マラリア剤 |
DE-096(SA13353) | 抗TNF-α抗体 | 臨床第2相試験中 | ||
MP-435 | 免疫調整剤、C5a拮抗剤 | 臨床試験中 | ||
ホスタマチニブ fostamatinib disodium=R935788(R788) | タバリス Tavalisse | Syk(チロシンキナーゼ)阻害剤 | 臨床試験中、2022年4月27日に慢性ITPを適応症として日本国内における製造販売承認申請 | |
BMS-986142 | BTK(ブルトン)阻害剤 | 第2相臨床試験終了 | ||
TAS5315 | BTK(ブルトン)阻害剤 | 第2相臨床試験中 | ||
sofnobrutinib=AS-0871 | BTK(ブルトン)阻害剤 | 第1相臨床試験中 | ||
CB-1763 | BTK(ブルトン)阻害剤 | 第2相臨床試験準備中 | ||
フェネブルチニブ fenebrutinib=GDC-0853(RG7845) | BTK(ブルトン)阻害剤 | 第2相臨床試験終了 |
注射薬、点滴薬
一般名(成分) | 略語 | 製品名 | 分類 | 用法・備考 |
金チオリンゴ酸ナトリウム | シオゾール | 免疫調整剤 | 筋肉注射 | |
メトトレキサート | メトジェクト | 免疫抑制剤 | 皮下注射、2022年9月26日に関節リウマチに係る製造販売承認を取得、11月16日に薬価収載・発売。 2024年2月15日ペン型自動注入器注射剤が製造販売承認を取得。 | |
インフリキシマブ | IFX
INF |
レミケード インフリキシマブBS点滴静注用100mg「NK」 インフリキシマブBS点滴静注用100mg「日医工」 インフリキシマブBS点滴静注用100mg「あゆみ」 インフリキシマブBS点滴静注用100mg「CTH」 |
抗TNF-αキメラ型モノクローナル抗体 | 静脈点滴、MTXとの併用が必要、2003年7月発売。
後発品「NK」は2014年11月28日発売、「日医工」「あゆみ」は2017年11月29日発売、「CTH」は2017年12月13日発売。 インフリキシマブBS点滴静注用100mg「ファイザー」は2018年12月10日発売。 Remsima(レムシマ)はインフリキシマブBS点滴静注用100mg「NK」の海外での製品名。 |
エタネルセプト | ETN | エンブレル
エタネルセプトBS皮下注用10mg「MA」、25mg「MA」 エタネルセプトBS皮下注25mgシリンジ0.5mL「MA」、50mgシリンジ1.0mL「MA」 エタネルセプトBS皮下注50ペン1.0mL「MA」 エタネルセプトBS皮下注10mgシリンジ1.0mL「TY」、エタネルセプトBS皮下注25mgシリンジ0.5mL「TY」、エタネルセプトBS皮下注50mgシリンジ1.0mL「TY」 エタネルセプトBS皮下注50mgペン1.0mL「TY」 エタネルセプトBS皮下注10mgシリンジ1.0mL「日医工」、エタネルセプトBS皮下注25mgシリンジ0.5mL「日医工」、エタネルセプトBS皮下注50mgシリンジ1.0mL「日医工」、エタネルセプトBS皮下注50mgペン1.0mL「日医工」 |
可溶性TNF受容体 | 皮下注射、2005年3月30日発売。
バイオ後発品の「MA」は2018年5月30日発売、「TY」(YLB113)は2019年11月1日発売、「日医工」は2018年11月27日発売 |
トシリズマブ | TCZ MRA |
アクテムラ | ヒト化抗ヒトIL-6受容体モノクローナル抗体 | 静脈点滴。 2008.6.13発売(追加の薬価収載)。 2013.3.25に皮下注射が承認。 ※2004.10.28にアトリズマブよりトシリズマブへ名称変更 |
アダリムマブ | ADA | ヒュミラ アダリムマブBS皮下注40rシリンジ0.8mL「FKB」、アダリムマブBS皮下注40rペン0.8mL「FKB」、アダリムマブBS皮下注20rシリンジ0.4mL「FKB」 アダリムマブBS皮下注20mgシリンジ0.4mL「第一三共」、アダリムマブBS皮下注40mgシリンジ0.8mL「第一三共」、アダリムマブBS皮下注40mgペン0.8mL「第一三共」 アダリムマブBS皮下注20mgシリンジ0.2mL「MA」、アダリムマブ皮下注40mgシリンジ0.4mL「MA」、アダリムマブ皮下注80mgシリンジ0.8mL「MA」、アダリムマブ皮下注40mgペン0.4 mL「MA」 |
完全ヒト型抗TNFαモノクローナル抗体 | 開発コード:=D2E7、皮下注射。 2008.6.18発売。
バイオ後発品の「FKB」は2021年2月15日発売、第一三共の「第一三共」は2021年5月26日に発売、持田・あゆみの「MA」は2021年11月25日に発売。 |
アバタセプト | ABT | オレンシア | CTLA4-Ig融合蛋白(T細胞選択的共刺激調節剤) | 開発コード:=BMS-188667、静脈点滴、皮下注製剤が2013年6月28日に製造承認を取得、8月27日発売。 |
ゴリムマブ | GLM | シンポニー | 完全ヒト型抗TNFαモノクローナル抗体 | 開発コード:CNTO148、皮下注射。 日本では2011年7月1日承認、9月12日薬価収載、9月16日発売。米国では2009年4月、欧州では2009年10月に承認済み。 |
セルトリズマブ ペゴル | CTZ CZP |
シムジア | ヒト化抗ヒトTNF-αモノクローナル抗体 | 開発コード:CDP870、皮下注射。 アメリカでは2009年5月に承認済み。 2012年11月29日に薬食審医薬品第二部会が承認を了承、2013年2月22日薬価収載、3月8日発売。 2018年11月28日にオートクリックス発売。 |
シクロホスファミド | エンドキサン | 免疫抑制剤 | 静脈注射。 2011年に公知申請され、2013年に承認 | |
デノスマブ | プラリア
(ランマーク) |
ヒト型抗RANKL抗体 | 開発コード:AMG162、皮下注射。 2017年11月22日に関節リウマチについての薬価収載。 | |
サリルマブ | SAR | ケブザラ | 完全ヒトIL-6 受容体抗体モノクローナル抗体 | 皮下注射。 2017年11月22日に薬価収載、2018年2月5日発売。 2018年12月22日にオートインジェクター150mgと200mgが発売。 |
オゾラリズマブ ozoralizumab | ナノゾラ皮下注30mgシリンジ・オートインジェクター | 抗TNFαナノボディ融合蛋白 | 開発コード:TS-152、ATN-103皮下注射。 2021年3月22日に関節リウマチに係る承認を申請、2022年9月26日に承認、11月16日に薬価収載、12月1日発売。 2023年7月28日にオートインジェクター30mgが製造販売承認取得、11月22日に薬価収載、2024年1月16日発売。 | |
リツキシマブ rituximab | RTX | リツキサン Rituxan
リツキシマブBS マブセラ |
抗CD20キメラ型モノクローナル抗体 | 点滴。 リウマチへの適用を拡大を申請中。 |
AMG714(=HuMax-IL15) | 抗IL-15ヒトモノクローナル抗体 | 注射。 臨床試験中 | ||
アナキンラ Anakinra | キネレット | IL-1受容体拮抗剤 | 皮下注射。 欧米では2001年に発売済み。 | |
オファツムマブ ofatumumab | Arzerra | ヒト化抗CD20抗体 | 米国で慢性リンパ性白血病の薬として承認済み。 | |
アタシセプト atacicept | TACI-Ig融合蛋白 | 欧米で臨床試験中 | ||
ベリムマブ belimumab | ベンリスタ Benlysta | 可溶型Bリンパ球刺激因子(BLyS)に対するヒト型免疫グロブリンG1λモノクローナル抗体 | 全身性エリテマトーデス治療薬として2017年9月27日に承認、11月22日に薬価収載。 | |
カナキヌマブ canakinumab | イラリス Ilaris | IL-1α/β阻害薬 | 皮下注射。 関節リウマチの臨床試験は2009年10月に完了。 2011年12月にCAPSや全身型若年性特発性関節炎等の治療として発売。 | |
オロキズマブ olokizumab | OKZ | Artlegia | ヒト化抗IL-6受容体モノクローナル抗体 | 皮下注射。 欧州で臨床試験中。 2020年5月にロシアで承認。 |
エプラツズマブ epratuzumab | ヒト化抗CD22モノクローナル抗体 | 点滴静注。 欧米で臨床試験中。 | ||
セクキヌマブ secukinumab=AIN457 | SEC | コセンティクス Cosentyx | 抗IL-17完全ヒトモノクローナル抗体 | 点滴と皮下注射、臨床試験中。 2015年2月に尋常性乾癬、関節症性乾癬の治療薬として発売。 |
オチリマブ otilimab=MOR103=GSK3196165 | ヒト型モノクローナル抗GM-CSF受容体抗体 | 点滴。 第3相臨床試験中 | ||
ゲリリムズマブ gerilimzumab | 抗IL-6モノクローナル抗体 | 臨床試験中 | ||
E6011 | ヒト化フラクタルカインモノクローナル抗体 | 皮下注射。 臨床試験中。 | ||
マブリリムマブ mavrilimumab=CAM-3001 | 抗GM-CSFモノクローナル抗体 | 臨床試験中 | ||
ナミルマブ namilumab=MT203 | 抗GM-CSF受容体抗体 | 第2相臨床試験中 | ||
クラザキズマブ clazakizumab=BMS-945429 | ヒトIL-6 受容体抗体 | 皮下注射。 臨床試験中。 | ||
ペレソリマブ peresolimab=LY3462817 | ヒト化IgG1モノクローナル抗体 | ※PD-1作動薬 皮下注射。 第2相臨床試験中。 | ||
リロナセプト rilonacept | アーカリスト Arcalyst | IL-1α/β阻害薬 | 皮下注射。 | |
シルクマブ sirukumab=CNTO136 | 抗IL-6完全ヒトモノクローナル抗体 | 皮下注射。 2016年10月20日に関節リウマチに係る承認を申請。 2017年10月申請を取り下げ、開発中止。 | ||
オクレリズマブ ocrelizumab | Ocrevus | ヒト化 抗CD20 モノクローナル抗体 | 関節リウマチについては開発を中止。 |
■非ステロイド系消炎鎮痛薬(NSAIDs) →説明へ戻る
すばやく痛みを鎮めます。
飲み薬
一般名(成分) | 製品名 | 系統 | 備考 |
アスピリン=アセチルサリチル酸 | アスピリン
バファリン配合錠A330 ※ バイアスピリン イスキア配合錠A330 |
サリチル酸系 | ※市販のバファリンには小児用などのアスピリンを含まない商品もあります |
ロキソプロフェンナトリウム | ロキソニン
ロキソプロフェンNa ロキソプロフェンナトリウム |
プロピオン酸系 | 体内で活性の高いtrans-OH型に変換されて働くプロドラッグ
市販のスイッチOTCがあります |
ナプロキセン | ナイキサン | プロピオン酸系 | |
イブプロフェン | ブルフェン
イブプロフェン |
プロピオン酸系 | |
オキサプロジン | アルボ | プロピオン酸系 | |
プラノプロフェン | ニフラン
プラノプロフェン |
プロピオン酸系 | |
ザルトプロフェン | ペオン
ソレトン ザルトプロフェン |
プロピオン酸系 | 胃腸障害の少ないCOX2阻害薬 後発品のソレングン・ペレトンは製品名がサラゾスルファピリジン「会社名」に変更された |
ジクロフェナクナトリウム | ボルタレン ※
ナボール ジクロフェナクNa ジクロフェナクナトリウム |
フェニル酢酸系 | ※市販のボルタレンには内服薬はありません |
ナブメトン | レリフェン | フェニル酢酸系 | 体内で6-メトキシ-2-ナフチル酢酸に変換されて働くプロドラッグ、胃腸障害の少ないCOX2阻害薬 |
アセメタシン | ランツジール | インドール酢酸系 | 体内でインドメタシンに変換されて働くプロドラッグ |
インドメタシンファルネシル | インフリー | インドール酢酸系 | 体内でインドメタシンに変換されて働くプロドラッグ |
スリンダク | クリノリル | インドール酢酸系 | 体内で活性の高いスルフィド体に変換されて働くプロドラッグ |
プログルメタシンマレイン酸塩 | ミリダシン | インドール酢酸系 | 体内でインドメタシンに変換されて働くプロドラッグ |
メロキシカム | モービック メロキシカム |
オキシカム系 | 胃腸障害の少ないCOX2阻害薬 |
ロルノキシカム | ロルカム ロルノキシカム |
オキシカム系 | 胃腸障害の少ないCOX2阻害薬 |
アンピロキシカム | フルカム | オキシカム系 | 体内でピロキシカムに変換されて働くプロドラッグ |
エトドラク | ハイペン オステラック エトドラク |
ピラノ酢酸系 | 胃腸障害の少ないCOX2阻害薬 |
セレコキシブ | セレコックス セレコキシブ |
コキシブ系 | 胃腸障害の少ないCOX2阻害薬(日本初)
セレブレックス(海外での名称は)セレコキシブ錠「ファイザー」に変更された |
インドメタシン | インテバンSP | インドール酢酸系 | 2019年9〜11月頃に出荷を終了の予定、2020年3月30日経過措置期間が満了 |
ケトプロフェン | オルヂス | プロピオン酸系 | 2010年3月30日経過措置期間が満了 |
アルミノプロフェン | ミナルフェン | プロピオン酸系 | 2008年11月に販売中止、2009年3月31日に薬価削除
2014年7月8日に市販のスイッチOTCとしてルミフェンが発売 |
坐薬
一般名(成分) | 製品名 | 系統 | 備考 |
ケトプロフェン | ケトプロフェン坐剤 | プロピオン酸系 | 先発品のエパテック坐剤・後発品のアネオール・オルヂス・レイナノンは販売中止、後発品のメナミン・メジェイドは製品名がケトプロフェン坐剤「会社名」に変更された |
ジクロフェナクナトリウム | ボルタレンサポ ジクロフェナクナトリウム坐剤 ジクロフェナクNa坐剤 |
フェニル酢酸系 | |
インドメタシン | インドメタシン坐剤 インテバン坐剤 インダシン坐剤 |
インドール酢酸系 | |
ピロキシカム | フェルデン坐剤
バキソ坐剤 ピロキシカム坐剤「JG」 |
オキシカム系 | 3品とも、2019年1月頃に出荷を終了の予定、在庫がなくなり次第、販売中止 |
貼り薬 湿布剤とテープ剤がありますが両方一緒に掲載しています、全て冷湿布です。
一般名(成分) | 製品名 | 系統 | 備考 |
フルルビプロフェン | アドフィード ヤクバン ゼポラス フルルビプロフェン フループ |
プロピオン酸系 | |
ケトプロフェン | モーラス ミルタックス ケトプロフェン |
プロピオン酸系 | パッペンKは2019年7月に販売終了、2020年3月30日経過措置期間が満了。
光線過敏症あり ※市販のスイッチOTCがあります |
ロキソプロフェンナトリウム | ロキソニン ※ ロキソプロフェンNa ロキソプロフェンナトリウム |
プロピオン酸系 | ※市販のスイッチOTCがあります |
ジクロフェナクナトリウム | ボルタレンテープ ナボール ジクロフェナクNa ジクロフェナクナトリウム |
フェニル酢酸系 | 光線過敏症あり
※市販のスイッチOTCがあります |
フェルビナク | セルタッチ フェルビナク ※ スミル ファルジー |
フェニル酢酸系 | ※市販のスイッチOTCがあります |
インドメタシン | カトレップ イドメシンコーワ ※ インサイドパ インテナース アコニップ コリフメシン ラクティオン ハップスター セラスター インテナシン インドメタシンハップ |
インドール酢酸系 | ※市販のスイッチOTCがあります |
塗り薬 クリーム・ゲル・軟膏・ローション・スティクなどの種類がありますが、主に名前だけを掲載しました。
一般名(成分) | 製品名 | 系統 | 備考 |
ケトプロフェン | セクター | プロピオン酸系 | 光線過敏症あり
※市販のスイッチOTCがあります |
ジクロフェナクナトリウム | ボルタレン ナボール アデフロニック ジクロフェナクNa ジクロフェナクナトリウム |
フェニル酢酸系 | 光線過敏症あり
※市販のスイッチOTCがあります |
フェルビナク | ナパゲルン フェルビナク スミル |
フェニル酢酸系 | ※市販のスイッチOTCがあります |
インドメタシン | インテバン イドメシンコーワ インドメタシン ミカメタン |
インドール酢酸系 | ※市販のスイッチOTCがあります |
ピロキシカム | フェルデン バキソ |
オキシカム系 | ※市販のスイッチOTCがあります |
■NSAIDs以外の鎮痛薬 →説明へ戻る
痛みを鎮めます。
飲み薬
一般名(成分) | 製品名 | 系統 | 備考 |
アセトアミノフェン | カロナール
アセトアミノフェン |
サリチル酸系製剤 | コカールは2020年4月1日より製品名がアセトアミノフェン「三和」に変更された |
トラマドール塩酸塩 | トラマール
ワントラム ツートラム |
非麻薬性のオピオイド鎮痛薬 | |
トラマドール塩酸塩とアセトアミノフェンの合剤 | トラムセット配合錠
トアラセット配合錠「会社名」 |
非麻薬性のオピオイド鎮痛薬
アニリン系解熱鎮痛消炎剤 |
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プレガバリン | リリカ
プレガバリン |
末梢性神経障害性疼痛治療剤 | |
ワクシニアウイルス接種家兎炎症皮膚抽出液 | ノイロトロピン | 下行性疼痛抑制系賦活型疼痛治療剤 | |
デュロキセチン塩酸塩 | サインバルタ | 神経系用剤(含む別用途)/抗うつ剤(SNRI) |
坐薬
一般名(成分) | 製品名 | 系統 | 備考 |
アセトアミノフェン | カロナール坐剤 アルピニー坐剤 アセトアミノフェン坐剤 |
サリチル酸系製剤 | アストプレン坐剤は2004年3月31日に薬価削除 |
■ステロイド(副腎皮質ホルモン) →説明へ戻る
優れた抗炎症作用のある薬です。
飲み薬 分量の調整が難しいので注意が必要です。 自己判断で増減せず、必ず医師の指示に従ってください。
一般名(成分) | 製品名 | 1mgあたりの抗炎症作用の強さ換算 | 作用している時間 | 備考 |
ヒドロコルチゾン | コートリル | 1 | 短 | |
コルチゾン酢酸エステル | コートン | 0.64 | 短 | |
プレドニゾロン | プレドニゾロン プレドニン |
16 | 中 | プレドハン、プレロン等は製品名がプレドニゾロン錠「会社名」に変更された |
メチルプレドニゾロン | メドロール | 25 | 中 | |
トリアムシノロン | レダコート | 25 | 中 | |
デキサメタゾン | デカドロン
レナデックス |
1000 | 長 | |
ベタメタゾン | リンデロン
ベタメタゾン |
1000 | 長 |
注射薬
一般名(成分) | 製品名 | 濃度 | 用法 | 備考 |
パルミチン酸デキサメタゾン | リメタゾン | 1mlにつき4mg | 静脈注射 | |
トリアムシノロンアセトニド | ケナコルト-A | 1mlにつき10mg | 関節注射 | |
メチルプレドニゾロンコハク酸エステルナトリウム | ソル・メドロール
注射用ソル・メルコート メチルプレドニゾロンコハク酸エステルNa注射用 |
1mlにつき10mg | 静脈注射 | 2014年8月29日に治療抵抗性のリウマチ性疾患」の効能・効果追加および用法・用量追加の承認を取得 |
ヒドロコルチゾンコハク酸エステルナトリウム | ソル・コーテフ
サクシゾン |
静脈注射・関節注射 |
塗り薬 飲み薬とは違い、全身の副作用はほとんどありません。
一般名(成分) | 製品名 | 備考 | 副腎エキス | ゼスタッククリーム | ヘパリン類似物質・副腎エキス・サリチル酸の合剤 先発品のモビラート軟膏は2006年に販売終了、その後続のエラダーム軟膏も2011年に販売終了 |
ファルネシル酸プレドニゾロン | ファルネラートゲル ファルネゾンゲル |
皮膚から吸収されてからステロイドの形になって関節の炎症を押さえる ファルネラートゲルは2007年10月に販売中止、ファルネゾンゲルは2017年に販売中止を決定 |
関節腔内に注射し、関節軟骨を保護する。
注射薬
一般名(成分) | 製品名 | 用法 |
ヒアルロン酸ナトリウム | アルツ スベニール |
関節腔内に注射 |
2024.3.25
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